私は結婚して10年。
母には毎年旦那が母の日のプレゼントをしてくれます。
二年目くらいまでは通販で日付指定さえすればその日にちに送ってくれるし、カタログ見てるとお花もとても豪華なのでお花好きな母にはいいかと思っていました。
二年目に、母が私に内緒で言って来たんです。
『もらっといてすごく失礼なんだけど。送ってもらった花って、いくらくらいするの?』と。
私は何でかなーと思い、親だし別にいいかと思って金額を伝えました。
『えー、ちょっとこのお花見て。これでその金額は高いんじゃないの?!来年からは、そんな高くなくてもいいから自分で見て買った方がいいんじゃない?』と。
母も言いずらかったと思ったし、私もお花を見てビックリしました。
金額のわりには花は長持ちしないどころか枯れていたし、カタログには三本だったのに実物は二本でした。
私もみてガッカリして、そのことを旦那に伝えて次からはちゃんとお店で購入して自分で見て決めて届けようと思ったんです。
カタログを見るだけで実物を見られるわけではないので、安心できないってこともあるのだということを初めて知りました。
3年目からは、お花屋さんで自分で選んで籠の花を作ってもらったりきれいなお花があると大きな花束を贈ったり、鉢植えできれいなものがあるとそれを色違いで二つくらい贈ったり。
五年目と六年目には、鉢植えで買った花をプレゼントしたらそれを庭に移し替えてくれたようで、毎年きれいに咲いています。
去年の母の日には、花束と一緒に洗剤を箱ごとプレゼントしました。
花は枯れてしまっては何にもならないけど、洗剤など実用品はあっても困らないかと思って選びました。
私も仕事をするようになったし、子ども達もいつもお世話になっているので…去年からは旦那は旦那、私は私で別々にあげています。
旦那方の母親は亡くなったので、母の日には亡くなった義母の大好きだった紫色のお花をたくさんとカーネーションを入れて花束を作ってもらってお墓参りに行っています。
やはり、人に贈るプレゼントは気持ちも大切ですが、自分の目で実物を見て決める方がいいと思いました。
いい勉強になったと思ってます。